2015年8月15日土曜日

七回忌

いくつか難題を抱えている。
でも、ちっぽけなもので十月には全て片付いているはずだ。

それでというわけではないがお盆には帰らない事にした。

悩み事や慌ただしいと感じるのは生きてる証だ。

今までも時が過ぎれば辛い事も思い出に変わっている。

もっとも面倒なのは人間関係で、それもいつか望むように変わっていく。

人生は思うようになっていく。
働くのが嫌だと思っていると職を失い、生活の安定を求めれば仕事が変わる。

何かを諦めれば、楽になる代わりに生き甲斐も失い、有頂天になればいつかまた誰かと自分を比較してしまう。

でも、幸せを感じていると幸せな人が寄ってきて、また新たな希望が生まれ始める。

人生とは自分を飽きさせない事の連続だ。

だが、死を迎える時だけはちょっと違うような気がする。
所謂不幸との対決だ。

四六時中、死についてだけを考えて、今までの不幸がちっぽけだった事に気付くのだろう。

だから、とにかく毎日を一生懸命生きる事にした。

母親たちの死を悲しんだあの年から…。