絶好の釣り場を探して浅瀬を進んでいくと、気づけば元の場所が分からぬほど遠くに来てしまっている。
しかも、浅瀬には小さなシャチがウヨウヨしだした。
「まずいな」と考えて、なぜかそこにある廃屋のような建物に上がり辺りを見渡せば、なんと海の孤島にたった一人で、しかもいつの間にか潮が満ちていてみるみるうちに水嵩が上がってくる。
「これはやばい」と階段を駆け上がり、屋上から助けはないかと見渡すと遠くに恐竜までがいて近づいてくる。
誰もいない廃屋の屋上で、人生おわった…と真っ白になったところで目が覚めた。