ここのところ、暇を見つけては映画を見ている。
「バンクーバーの朝日」
「ベイマックス」
「アニー」
そして、昨日は「トラッシュ この街が輝く日まで」を観た。
貧困から抜け出すことが彼らの希望であり、それは腐食政治や権力社会の中では到底不可能なものであった。
ダルドリーの映画は、今ある壁を壊し、あるいは乗り越えていく、冒険映画だ。
格差社会において犯罪の証拠の鍵を握ることになった少年達は、不正を暴くために汚職まみれの大人たちと戦い始める。
その証拠を掴むまでのテンポが臨場感と緊張をさらにひっぱり、50のおじさん(僕)を少年に戻すのだ。
本当に映画とは不思議なものである…。