2014年12月23日火曜日

50歳

おかげさまで50回目の誕生日を迎えられた。

こんなに生きてられたことに感謝だ。
多くの人からメッセージをもらい、妻からは50回目だからいっぱい祝おうと何度もおめでとうを言ってもらい、たくさんの思い出を作ってもらった。
本当にありがたい。

これからが勝負の時になるのだろう。
芳雄さんが教えてくれた。
50代で何をするかで一生の仕事が決まるんだぞと。僕が京都に行くことになったときのことだ。

あれから七年が過ぎ、父も母も、芳雄さんも亡くなられたが、僕の中には様々な教えが沁みている。

これから何をしていくか、どうなっていくのか自分でも先が読めないが、がむしゃらに生きていかなければとは思っている。

芳雄さんの教えに、「考える毛虫は蝶に成れない」という言葉がある。
考えるより、目の前の葉っぱを食べて自分を育てろ、という意味なのだろう。

今ではその教えの本意を尋ねられないが、必死に葉っぱを食べ続けたいと思う。
僕の正体が蝶なのか蛾なのか、何なのか分かるまで…。